【スペインニュース】カナリア諸島の観光公害に地元住民が抗議
一年を通じて快適な気候で、自然豊かなリゾート地として有名なカナリア諸島。
そんな天国のような島々で、近ごろ地元住民によるオーバーツーリズム(観光公害)を訴える運動が展開されているとのニュースが飛び込んできました。
カナリア諸島を訪れる観光客の数は、ここ10年の間に450万人ほど増加したそうです。
人気増加に伴い、宿泊施設や別荘の価格が高騰し、地元住民が住むことが難しくなっています。
さらに、遊泳プールやゴルフ場といった観光施設の開発の影響で、水不足にも陥っているとのこと。
このままではカナリア諸島における観光は持続不可能であると住民は訴え、政治家や学者、そして市民との間での対話を提案しているそうです。
いつか行ってみたい、憧れのカナリア諸島。
持続可能な観光の形が見つかることを願っています。
(APMスタッフ)
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